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  簡易懸濁法におけるカプセル剤の分類と基礎データ

軟カプセル剤の水への分散性は主に内容物の性状により異なります。そこで、内容物の性状から軟カプセル剤を4種類に分類し、簡易懸濁法における各分類の基礎データについて研究いたしました。

分類1:懸濁液、半固体

内容物の特徴 データ

油性の不透明な半固形状物。
水に溶けにくく、半固形の形を保ったまま水面に浮遊する。 start blue 01

ditail 04 b

 

分類2:液体(油性)

内容物の特徴 データ

油性の透明な液体。
水に溶けにくく、水面に油滴が浮く。 start blue 01

ditail 04 b

 

分類3:液体(水性)

内容物の特徴 データ

水性の透明な液体。
水に溶けやすく、滴下後速やかに溶解、混和する。 start blue 01

ditail 04 b

 

分類4:液体(マイクロエマルション)

内容物の特徴 データ

透明な液体。
水に滴下すると内容物が数百マイクロメートル程度の細かい粒子状に分散する。 start blue 01

ditail 04 b

 

【注意】
簡易懸濁法による投与方法は適応外使用です。
本技術情報はあくまでも弊社で試験を実施した参考結果であり、投与の適否を示すものではありません。
また、簡易懸濁法により投与した場合の有効性、安全性、体内動態等の確認は行っておりません。
データの利用・簡易懸濁法の実施は、医師・薬剤師様のご判断に基づき実施いただけますようお願い申し上げます。

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