分類:懸濁液、半固体
崩壊試験
5分 | 10分 |
※剤皮が残留するが、5分で崩壊
通過性試験
通過可能なサイズ |
8Fr.(通過はするが、器具内に残渣が多い) |
その他の参考データ
懸濁液中の 有効成分の含有量 |
試験器具内への 有効成分の残留率 |
懸濁液のpH |
約100% | 50%以上 | 約6.3 |
備考
本分類の軟カプセル剤は、通過性が低く、試験器具内で固化・付着しやすかった。
これは、使用されるロウ状の賦形剤が、水に溶け難く、融点が高いためであると考えられた。
類似の薬剤では簡易懸濁法の実施に注意が必要である。
図.通過性試験後のディスペンサーの様子