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★ソフトカプセルについて
"カプセル剤"ってなに?
カプセル剤とは、有効成分を含んだ粉末や液状の薬物を、カプセルに入れたくすりです。 粉末の薬物を入れたハードカプセルと、液状の薬物を入れたソフトカプセルの2種類があります。 日本薬局方では、ハードカプセルは“硬カプセル”、ソフトカプセルは“軟カプセル”として規定されています。 カプセルの原料にはゼラチンが使用されることが一般的ですが、植物性の繊維や澱粉などを使用したカプセルもあります。 カプセルには、着色料を入れることで色を付けたり、保存剤を入れたりすることができます。 |
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●ハードカプセル 一般的にカプセルといわれているものです。円筒形のボディーとキャップからできていて、中に粉末状や顆粒状の薬物が入っています。 最近では、ボディーとキャップに作った凹凸をかみ合わせて、簡単にはずれないように工夫されています。 日本薬局方では、“硬カプセル”として規定されています。 |
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●ソフトカプセル 液状の薬物を、ゼラチン等で作った皮(カプセル剤皮)でつつみこんで、カプセルの形に成型したものです。 球形、楕円形などの形があり、大きさも様々です。 日本薬局方では、“軟カプセル”として規定されています。 長所 ・様々な形のくすりのなかで、唯一、油性液体の薬物をくすりにすることができる。 ・カプセルで中に入れた薬物を覆うため、薬物の臭いや味が気にならない。 ・カプセル剤皮に着色料を入れて色を付けることで、光に弱い薬物を守ることができる。 短所 ・乾燥しすぎると、カプセルがもろくなってしまう。 ・暑い所、湿気の多い所に置いておくと、カプセルが変形して、中の薬物が漏れてしまうことがある。 |
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注 添付文書に書かれている保管の方法をよく読んで、正しく保管しましょう。 |
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