2025年12月8日、昭和薬科大学 医薬分子化学研究室（学生12名・伊藤俊将教授をはじめとする教員3名）の皆様に、富士山工場の工場見学にお越しいただきました。
■工場見学会を実施
第1棟に加えて、2025年に竣工した第2棟もご覧いただき、ソフトカプセル製造の現場を間近に体験していただきました。原料受け入れから内容物調製、カプセル充填、検査、包装に至るまで、一連の製造プロセスや品質管理体制についてご紹介しました。
■ 情報交換会を開催
工場見学に続き、研究と産業界の接点をテーマとした情報交換会を実施しました。
＜当社発表＞
「研究と仕事～研究室での経験は社会でどう役立つのか？」
研究の進め方、課題解決の思考、チームで成果を積み重ねる姿勢など、研究室での経験が企業でどのように活きるかについて、社員の経験も交えながら紹介しました。
＜昭和薬科大学 伊藤俊将教授ご講演＞
「脂肪酸誘導体のグラムスケール合成」
脂肪酸誘導体の効率的な合成手法について、応用の観点を含めてご講演いただき、医薬品や食品の開発との親和性など、非常に示唆に富むお話を伺うことができました。
■ アカデミアとの連携を今後も推進
今回の訪問を通じて、大学と企業が互いの理解を深め、研究・人材育成の両面で協働できる可能性を改めて実感しました。当社は、ソフトカプセル製造の技術を基盤として、アカデミアとの連携を積極的に推進し、医薬品開発や次世代の人材育成に引き続き貢献してまいります。
昭和薬科大学 医薬分子化学研究室の皆様、この度はご来訪いただき誠にありがとうございました。
