一般の皆様へ
★くすりについて
"くすり"ってなんだろう？
| 病気になったりケガをすると、"くすり"を飲んだり塗ったりしますよね。 くすりは、人の体に取り込まれて、病気を予防したり、治す手助けをしてくれます。くすりによって、それまで治らなかった病気が治ったり、手術をしなくてもすむようになったりしました。 一般的には、病院や薬局で処方してもらうくすりや、薬局やドラックストアで売られている風邪薬や頭痛薬などのことを指しますが、薬事法という"くすり"に関する法律では、次のように決められています。 |
| ①日本薬局方に収められている物 日本薬局法とは、国が決めたくすりの規格や、品質を確認する試験の方法等が載っている本（公定書）のことです。 薬局やドラックストアで、「日本薬局方」とラベルに書かれた精製水やワセリンなどを見かけたことはありませんか？これは、この本の規格に適合したもので医薬品として使われるものということなんです。 |
| ②病気やケガの「治療」「予防」「診断」に用いられるもの 病気やケガを治療するために病院や薬局で処方されるくすりやドラックストア等で売られているかぜ薬や頭痛薬、インフルエンザワクチンなどの病気の予防に使われるワクチン、胃の検査（診断）をするときに使うバリウム等がこれにあたります。 |
| ③人の身体の構造又は機能に影響を及ぼすもの 例えば「ピル」と呼ばれる妊娠を抑制するくすりがこれにあたります。 |
| くすりは、人の体に作用するものなので、安全なものでなければなりません。 このため、薬事法で厳しく管理され、国(厚生労働省や都道府県知事)が品質、有効性、安全性に関する審査を行い、承認・許可を与えられたものだけが、くすりとして販売されています。 |
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